映画「バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生」のあらすじ・ネタバレ感想  つまらないと言われる理由を考えてみた

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今回は「バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生」のネタバレ感想をまとめていきたいと思います!

本作はヘンリー・カヴィル演じる新生スーパーマンの実写映画作品「マン・オブ・スティール」の続編にあたります。

この「マン・オブ・スティール」のときのスーパーマン。とにかくめちゃくちゃ強すぎた。ビルはまるごと吹っ飛ばすわ、核ミサイル並みの肉弾戦を繰りろげちゃうわで、とにかくパワーレベルマックス、ド迫力の作品でした。

生身の人間であるバットマンとこの超人スーパーマンがどうやって戦うんだ?(‘_’)

バットマン、ボロカス負けるでしょーよ?(‘_’)

DCコミック映画シリーズ「DCエクステンデッド・ユニバース」の第2段として、「ジャスティス・リーグ」への重要な橋渡しがどう絡むのかも気になります。

映画「バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生」の基本情報

監督はザック・スナイダーが抜擢

ザックスナイダー

出典:https://www.flixfilm.dk/zack-snyder-instruerer-zombiefilm-til-netflix-army-of-the-dead/

今作の監督はド派手なアクションシーンや細かい戦闘描写で人気のザック・スナイダーが抜擢。

「映画はビジュアルだ」とまで語る彼の作品には、現実離れした映像シーンで人気の「300(スリーハンドレッド)」や「ウォッチメン」などがあります。

近年では「DCエクステンデッド・ユニバース」にちなんだ「ワンダーウーマン」や「アクアマン」といったヒーローたちの制作にも関わっているので、今度のDCコミックス映画への参戦も期待されています。

制作総指揮にはダークナイトシリーズでお馴染み「クリストファー・ノーラン」が参戦

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https://www.popsugar.com/entertainment/Christopher-Nolan-New-Movie-Tenet-46195424

制作総指揮には前回のバットマンシリーズを監督したクリストファー・ノーランが参戦。

ジョーカーの精神性とゴッサムシティの混沌を丹念に描いた「ダークナイト」では、全米興行収入歴代2位の大ヒットを記録。

今作でもそのダークでシリアスなテイストを一貫させています。

主なキャスト陣

ベンアフレック

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ベン・アフレック

ブルース・ウェイン/バットマン役 ベン・アフレック

ゴッサムシティの退廃を打ち砕くために暗躍するダークナイト。

ヘンリー・カヴィル

出典:https://cs.wikipedia.org/wiki/Henry_Cavill

クラーク・ケント/スーパーマン役 ヘンリー・カヴィル

クリプトン星から来た異星人。地球では人々を助けるスーパーヒーロー。普段はクラーク・ケントの名でデイリー・プラネット新聞社の記者をやっている。

エイミーアダムス

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/エイミー・アダムス

ロイス・レイン役 エイミー・アダムス

スーパーマンの恋人。同じデイリー・プラネット新聞社で働く記者。

ガル・ガドット

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ガル・ガドット

ダイアナ・プリンス/ワンダーウーマン役 ガル・ガドット

今作のラストシーンでは肝となったワンダーウーマン。最初は大富豪のような出で立ちでブルース・ウェインの動きを嗅ぎまわる謎の女性。

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出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ジェシー・アイゼンバーグ

レックス・ルーサー役 ジェシー・アイゼンバーグ

野心高く頭脳明晰な企業家。スーパーマンの超人的な能力を脅威に思い、思案を巡らす。

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出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ダイアン・レイン

マーサ・ケント役 ダイアン・レイン

異星人のスーパーマンを家族に迎え入れ、母親として育て続けてきた人物。実質スーパーマンの地球のお母さん。

あらすじ

前作「マン・オブ・スティール」にてゾット将軍との死闘を繰り広げたスーパーマン。一躍世界の救世主となるも、その超人的な能力や甚大なメガロポリスの被害によって、存在を危険視されてしまう。

1000人以上の死傷者がでてしまったスーパーマンとゾット将軍との戦闘。メガロポリスに立ち並ぶビル群は崩れ落ち、中にはその残骸に埋もれて両足を亡くした者もいた。

ゴッサムシティの窮地を救ってきたバットマンことブルース・ウェインも、地球を滅ぼす能力を持つ存在のスーパーマンを次第に敵視するようになる。

お互いの目指す正義がすれ違う中、社会的にもスーパーマンの行動を疑問視する声が目立ち始める。レックス・ルーサーの悪意が事態を更に深刻化させる。お互いの抱く信念や正義を膨らませ、バットマンとスーパーマンが対峙する。

映画「バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生」のネタバレあり感想

バットマンとスーパーマンが対峙するまでのしっとり感

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出典:https://news.aol.jp/2016/02/24/batmanvssuper
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バットマンとスーパーマンがなぜ戦うのか、その説明や根拠に当たる描写がとても濃厚でした。

実際にスーパーマンとバットマンが対決する場面はほんの15分~20分くらい。

とにかく深刻でどこか哲学的なテイストの台詞回しが1時間を超えて続く感じです。

それが凄く抽象的で観念的な語り口。

重々しい語り口だけれども、その殆どが台詞で説明されていくから、しっとりとした大人びた重厚感があって渋かったです。

スーパーマンとバットマン両方の俳優さん自体が凄くダンディーで色気むんむんなので、その相乗効果も半端ない。物語の陰鬱で落ち着いた雰囲気と良い感じにマッチしていました。

スーパーマンとバットマンが実際に対決するまでの布石としては時間を使い過ぎなのかな?とも感じたけれど、個人的には作中のこの雰囲気が好みでした。

正義の味方として地球を救ったスーパーマンは、同時に異星から来た脅威にもなり得るし、実際にその凄まじい能力が甚大な被害を生んでいるから、人間は彼を半ば脅威に感じてしまう。

メトロポリスに栄えたビル群は破壊され、大人数の死傷者が事実として生まれてしまっているから、それを発端に恨みを抱く人間も数多くあらわれている。

異世界の異生物が何を考えてどんな行動を選ぶかなんて分からない。今は地球にとって有益な側面に絡んでいるけれど。

そんな感じのふわっとした前提が淡々と綴られていきます。

バットマンも周囲の人間を傷つけられた側なので、スーパーマンを敵視する考えのほうに強く傾いています。

「スーパーマンVSバットマン」となるシチュエーションまで、じわじわとせりあがっていくみたいに全体の雰囲気が固まってきたところで、最終局面に向かうまではちょっぴり破綻も多く、不満は残ります。

戦闘シーン自体は生々しくてめちゃくちゃかっこいい!!リアリティのある重々しくておおぶりなアクションが印象に残ったし、その動きに連動して破壊されたり飛び散ったりする建物の様子も膨らみがあって興奮しました。

ただ、バットマンとスーパーマンの根本的の能力値の違いを無理やり埋めてる感じも否めず。その圧倒的な力の差をどう覆すのかが本来ワクワクする箇所だけれど、想像通りクリプトナイトを利用して弱体化させる展開になりました。確かにここしかスーパーマンの弱点がないっていっちゃあないんだけれど、やっぱり一捻りのワクワクでぶっ飛びたかったですね。

バットマンよ、どうした

バットマンよどうした

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長い時間を使って物語を運ぶにしても、それを強く固く補強できるほどの根拠があればぐっと引き込まれるけれど、今作では登場人物みんなの行動がなんだか突飛で不自然だったと思いました。

特にバットマン。

色々あったけれど、もう十分にスーパーマンを敵対視しなくていいシグナルが出揃っている時点でも、ずっとバットマンが考えを変えないのが一番なぞいです。

スーパーマンの母親「マーサ」を捕まえてバットマンを殺せと脅迫するレックス・ルーサー。人殺しをしたくないスーパーマンは、バットマンと戦うふりをして説得に向かう。

バットマンのほうでもレックス・ルーサーの計画が仄見える展開に。

なのに、レックス・ルーサーの悪だくみも透けて見えてきた頃に、なぜまだスーパーマンと戦おうとする( ゚Д゚)

いざ戦闘になったとき、とどめにまで差し掛かったバットマンの眼前に「マーサが」の声。

スーパーマンとバットマンのお母さんの名前が同じ「マーサ」だったことが分かって、一件落着になったのも、急展開でした。

異星人だったスーパーマンも人間と同じように母がいて、その母を想っているのだと理解したのは、わかる。それで戦いが落ち着くのも、バットマンの幼少期からの記憶を考えれば、分かる気がする。

でも、あんなに序盤から重々しく難解な説明で構築してきた戦いまでの流れを、こんなあっさりと壊していいのか!!

あんなに敵対視していたのに、バットマンはもうスーパーマンのこと「仲間」とか簡単に言うし!!

そういう感じで、作中最もほころびがあってはいけない部分が弱弱しかったような。

ジャスティス・リーグへの布石が不自然にぶっこまれているけど、ワンダーウーマンはかっちょええ

ワンダーウーマン

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ジャスティス・リーグへと繋がっていく断片が散らばっていて、それが映ると一旦物語に杭が打たれたみたいな感じになる。

今作の主軸テーマを深堀しようとしているところで、ジャスティス・リーグ系の流れが急にポンって入ってくるから、たぶんそれでわっちゃわっちゃしちゃってるのかもしれない。

バットマンとスーパーマンの対立構造から一変して、更なる脅威が登場。そこにワンダーウーマンが壮大なサウンドを背にどどーんと立ち向かう!!

映画全体のテーマと軸がぶれていたとしても、これがたまらんくかっちょええ!!

ワンダーウーマン素敵すぎでした。

スーパーマンとバットマンの戦闘が落ち着いててリアリティが強めだったから、最終局面のこの戦闘のド迫力さが際立って超絶大興奮でした。

映画「バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生」の関連作品をご紹介!

現代版バットマンと言えば!「ダークナイトトリロジー3部作」

現代版バットマンとして馴染み深い三部作。以前までにあったアメコミ映画の印象を一新させて高い評価を獲得したシリーズです。

今回の原案とも呼ぶべき作品「ダークナイト・リターンズ」

今回のスーパーマン対バットマンの構図の原案となったのが、この「ダークナイト・リターンズ」今作のプロットとは大きく異なる部分もあり、よりディープで純度の高い内容へと踏み込んでいます。

ザック・スナイダー監督の人気作(スリーハンドレッド)」

壮大なアクションシーンが魅力的なザック・スナイダー監督の作品の中でも得に人気。R15指定の過激でド迫力なバトルをぜひご堪能あれ!!

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