映画ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅:ネタバレ感想 ~ハリーポッターを知らない人でも楽しめる超大作~

ハリー・ポッター新シリーズの「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅。

前シリーズの記念すべき第一作目である「ハリー・ポッターと賢者の石」が上映されたのが2001年です。

今作の時代背景としては、ハリー・ポッターが存在していた世界よりも70年程度遡る過去の物語になります。

そのため、長く愛されるシリーズとして輝くのか、ということはもちろんのこと、ハリー・ポッターの世界観とリンクする要素がどれだけあるのかも気になるところ。

様々な期待を膨らませながら、さっそく新シリーズ「ファンタスティック・ビースト」を鑑賞してみました。

映画ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅:基本情報

まずはじめに、映画「ファンタスティックビーストと魔法使いの旅」に関する基本情報をまとめてみました!

あらすじ

魔法動物学者ニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)は、魔法動物の調査と保護のためニューヨークを訪問する。ある日、彼の魔法のトランクが人間のものと取り違えられ、魔法動物たちが人間の世界に逃亡してしまう。街中がパニックに陥る中、ニュートはティナ(キャサリン・ウォーターストン)らと共に追跡を開始するが……。

登場キャラクター・キャスト陣

監督:デヴィット・イエーツ
実写版ハリー・ポッターをシリーズ通して担当。

ニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)
イギリス魔法省勤務で動物学者。今作の主人公で、人よりも動物との交流を好み、保護活動に尽力している。

ポーペンチナ・“ティナ”・ゴールドスタイン(キャサリン・ウォーターストン)
アメリカ合衆国魔法議会の職員。正義感溢れる行動が仇となり、職場でははみ出し者の扱いを受ける。

クイーニー・ゴールドスタイン(アリソン・スドル)
姉のティナと同居する魔法使い。言葉が無くても人の心が読めてしまう。

ジェイコブ・コワルスキー(ダン・フォグラー)
ニューヨークに住む缶詰工場の作業員で、ノー・マジ。
将来パン屋を経営するという夢を持つ。

パーシバル・クレイブス(コリン・ファレル)
アメリカ合衆国魔法議会の闇払い。人間界における魔法使いの地位に不満を持つ。魔法使いが抱える閉塞感に改革をもたらせるべく、活動を行う。

メアリー・ルー・ベアボーン(サマンサ・モートン)
魔女撲滅を目論む過激派組織「第二のセーレム」のリーダー的存在。養子を囲い、修道院のような場所で共に住む。

クリーデンス・ベアボーン(エズラ・ミラー)
メアリーの養子で、習慣的な虐待を受けている。魔女撲滅組織に所属する裏でパーシバルと関わり、自分の居場所を模索する。

映画ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅:ネタバレ感想

それでは、映画「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」に関するネタバレ感想をまとめていきたいと思います!

1926年アメリカの街並みと時代背景

まちょすけ

めちゃくちゃ映画の舞台だったアメリカの情景がきれいだった

まちょみ

文明の発展度合いが映画の雰囲気と上手くマッチしてたね!

ファンタスティック・ビーストの時代設定は1926年のアメリカ。
産業技術はある程度発達しているけれど、街並みはモノトーンに近い建物が多いので、どこかレトロな印象を抱きます。

ハリー・ポッターシリーズに存在した異世界的な匂いも残しつつ、きちんと現実味や生活感を引き出していると感じました。

シリーズにお馴染みの、重厚かつ弾むようなサウンドも、こうした時代背景にとても合っていて、物語のうまみをより強めている印象を抱きます。

ノー・マジと魔法使いとの間にある深い溝

まちょすけ

ノー・マジ(魔法の使えない人間)の前では魔法を使ってはいけないっていう決まりがあるみたいだったね

まちょみ

ノー・マジからしてみれば魔法って不可思議で、脅威にもなりかねない存在だもん

まちょすけ

だから魔女爆滅を指揮する第2セレーヌのような団体も作られてるんだよ

まちょみ

多くのノー・マジは、魔法使いっていうものの存在を認知していないみたいだったけれど

まちょすけ

それだけノー・マジと魔法使いはお互いに共存しにくい関係性にあるんだね

ファンタスティック・ビーストの時代で大きな問題となっているのが、「ノー・マジと魔法使いの間にある深い溝」。

魔法使いとしては、自分たちの文化を繁栄させていきたいけれど、ノー・マジとの共存においてそれは難しい課題となっていました。
そのため魔法使いは、ノー・マジの文化圏や環境に順応するため、自分たちの特徴や個性を押さえつけるようにして日々を過ごしていました。

魔法の使える子どもはノー・マジの集団に上手く馴染めず、精神的にも窮屈な思いをしています。

こうした魔法使いが抱える閉塞感が、今回の映画では、大きな「差別的」または「無理解」の問題として取り上げられているように感じます。

居場所を求めて彷徨うクリーデンス

まちょすけ

クリーデンスっていう修道院で暮らす養子の子が大事な人物だったね

まちょみ

闇払いであるクレイブスと接触して「小さな子ども」の情報を与え続けてた子だね

まちょすけ

最終的にクレイブスの探していた子どもがクリーデンス自身で、オブスキュラスだったことが分かるっていう

今作の中でのキーパーソンとなる登場人物が、クリーデンス・ベアボーン。

彼は赤ん坊の頃に、養子として、「第2セーレム」代表のメアリーの元へ送られた過去があり、本当の親の存在や過去のことなどを知りません。
そして親代わりのメアリーからは常習的な虐待を受けていたため、どこにも自由に生きられる居場所がありませんでした。
だからこそ、自分を利用するために接触してきた魔法使いのクレイブスの甘い言葉でも勇気づけられ、希望を感じられたのだと思います。

クレイブスの目的は、クリーデンスの近くで目星をつけた「オブスキュラス」の存在を突き止めること。
強大な魔力を宿したオブスキュラスは、クレイブスの目指す魔法界にとってぜひ手中に取り込んでおきたい存在でした。

ただ、クレイブスにとってクリーデンスは、ただオブスキュラスを見つけ出すための道具に過ぎなかったので、軽い言葉でそそのかしたり、暴力をふるったりなど、結構おざなりな対応をしてしまっていました。
本当に寄り添う存在ではなかったということが分かったクリーデンスは、裏切られた恨みで自暴自棄になり、ニューヨーク中を黒々しい渦になって暴れまわります。

まちょすけ

自分を理解してくれる人や居場所が欲しかったのにクレイブスは、クリーデンスのその心を無下にした

まちょみ

何とか過去に少し話をしたことがあったティナも、ニュートも、クリーデンスを助けたい一心だったけどだめだった

まちょすけ

次回作でどういう風になっていくのか気になるね

パージバル・クレイブスの胸中に宿る革命心

まちょみ

クレイブスの考え方のほうに賛同しちゃう部分もかなり多かった。

まちょすけ

魔法使いの生きやすい環境を整えたいっていう一貫した気持ちもあり、カリスマ性もありでかっこよかったよね

パージバル・クレイブスは、ファンタスティック・ビーストというシリーズを通して、最後まで主人公が対峙する存在となるであろう人物。

波風立てずにノー・マジと上手く共存していきたい魔法省や魔法議会の人々に対して、クレイブスは「ノー・マジに左右されない自由な世界の創造」という目的を持っています。

まちょすけ

ノー・マジを軽蔑するような発言だったり、クリーデンスの心をもてあそんでいたり、けっこう冷徹な部分も目立つけれど

まちょみ

アメリカ魔法議会の人がしているように、ノー・マジを優先したような法律の制定とかは、魔法使いの人たちにとっては自分たちを逆に拘束する方向へ向かってる気がした

まちょすけ

ずっと表世界に出れなくて、隠れながら、自己表現も出来ずに魔法使いたちの種族が生き続けなければいけないっていうのは、想像すると辛すぎる!

まちょみ

今後の作品で、社会的な邪念の少ないニュートが関与することで、お話がどう発展していくのか、すごくわくわくするね

映画ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅:ネタバレ感想まとめ

まちょみ

今作は、ハリー・ポッターシリーズともリンクしているので、過去作の面白かった部分や懐かしい部分などを振り返るのにもいい作品

まちょすけ

あんなことがあったなーとか、あのときに出てきた人がまた居るとか、昔ながらのファンの気持ちもぐっと掴んでるよね

まちょみ

次回作が楽しみっす!

映画ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅:関連作品

やはりマスト!!「ハリーポッターシリーズ」

やはりここは外せないでしょ!!という作品。

今回のファンタビシリーズとハリポタシリーズでの関連性や共通項なんかを楽しみつつ通して観るのがやっぱり面白いです。

エディ・レッドメイン主演映画「博士と彼女のセオリー」

ファンタビシリーズの主人公ニュートが、この作品では天才物理学者のスティーブン・ホーキング博士を演じています。

大学時代に余命宣告を受けた博士の苦悩と、彼に寄り添った最愛の人との物語。

ファンタビ同様、心優しく穏やかなエディ・レッドメインさんに癒されます。

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