伊坂幸太郎が原作のおすすめ映画を一挙ご紹介!(全11作品一覧まとめ)

伊坂幸太郎 ぽてぽて-min
(C)「ゴールデンスランバー」製作委員会(アミューズ、東宝、博報堂DYメディアパートナーズ、CJエンタテインメント、KDDI、スモーク、Yahoo! JAPAN、ショウゲート、朝日新聞社、TSUTAYAグループ)

今回は伊坂幸太郎さん原作の映画全11作品をまとめてご紹介してきたいと思います。

独特のキャラクター設定や奇抜なセリフ回し、何より読む側を飽きさせないストーリー展開。

どれをとっても素敵な作品ばかりで、映画化されてもその魅力は遜色ありません。

濱田岳さんや堺雅人さんといったキャスト陣が伊坂幸太郎さんのほんわかした世界観に似合っていて、原作の雰囲気を余すことなく伝えてくれているので、とってもおすすめです。

まちょすけ

以下では、伊坂幸太郎さん原作の映画を公開年ごとにまとめてみたので、興味のある方はぜひご参照ください!

大人気作家・伊坂幸太郎のプロフィール

映画紹介の前に、まずは伊坂幸太郎さんのプロフィールを簡単に見ていきましょう!

伊坂幸太郎

出典:https://www.shinchosha.co.jp/writer/743/ 
新潮社 伊坂幸太郎:著者ページ

伊坂幸太郎さんのプロフィール
  • 生年月日:1971年5月25日
  • 出身地:千葉県松戸市(現在は宮城県仙台市在住)
  • 最終学歴:東北大学法学部卒業

大学卒業後はシステムエンジニアとしてお仕事をする傍ら文学賞に応募。

2000年に「オーデュボンの祈り」にて第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞し、デビュー。

デビュー後はすぐさま作品の評価が評論家の間で高まり、2002年には「ラッシュライフ」、2003年には「重力ピエロ」を発表し、直木賞にノミネート。

一般読者にも幅広く認知されるようになったころ、「アヒルと鴨のコインロッカー」で第25回吉川英治文学賞を受賞。

活躍は留まることを知らず、2008年には「ゴールデンスランバー」にて本屋大賞を受賞。同作品にて第21回山本周五郎賞も受賞。

そして今なお傑作を生みだし続け、過去24作品(2018年時点)中12作品が映画化という凄まじい功績を残しています。

伊坂幸太郎が原作のおすすめ映画全11作品一覧

ここからは、いよいよ伊坂幸太郎さんの原作おすすめ映画全11作品を一挙ご紹介してまいります!

アヒルと鴨のコインロッカー(2006年)


  • 監督:中村義洋
  • 主演:濱田岳、瑛太、関めぐみ
アヒルと鴨のコインロッカー あらすじ

大学進学にて仙台に引っ越してきた椎名(濱田岳)は、隣の部屋に住む奇妙な男・河崎(瑛太)に出会う。彼は同じアパートに住むブータン人留学生へのプレゼントにするためにと、本屋で広辞苑を盗もうと持ち掛けてくる。あかしな出来事が続く中、彼は元カノの琴美(関めぐみ)やペットショップ店長・麗子(大塚寧々)と関わりのある過去について打ち明ける。過去と現在を結びつける全てが明確になったとき、椎名を待ち受けていた悲しい真実とは……。

伊坂幸太郎さんの映画の中では一番のおすすめ!
ボブディランの名曲「風に吹かれて」がなんともいえない切なさと和やかさを感じさせます。濱田岳さんや瑛太さんのあたたかみのあるコミカルな掛け合いにも注目。
物語としては切ないけれど、伏線回収の鋭さは興奮もの。
取り戻せない過去を見せずに健気に微笑む瑛太さん演じるキャラクターに、人の深さを感じました。
音楽と景観とが交錯した、映画作品でこそ味わえる珠玉の伊坂幸太郎ワールドです。

CHiLDREN チルドレン(2006年)


  • 監督:源孝志
  • 主演:坂口憲二、大森南朋、小西真奈美
チルドレン あらすじ

家庭裁判所の調査官・武藤(坂口健司)とその先輩・陣内(大森南朋)は、共に銀行強盗の現場に遭遇。その際武藤は一緒に人質になった女性・晴美に一目惚れ。翌日には武藤も仕事へ戻り、万引きで補導された少年・志朗の対応を行う。少年の嘘や銀行強盗、様々な出来事が結びつくとき、衝撃の事実が浮かび上がる……。

伊坂幸太郎さん原作の「チルドレン」より、短編集の一部を切り取って映画化。
武藤も陣内も誠実で正義感が強く、自由奔放ながらどこか憎めない、そんな魅力的なキャラクター。
大森南朋さんの陣内がとてもカッコよかった。原作の人物像から逸れてげんなり、といったこともなく、魅力的に仕上がっていました。自由奔放で周囲に迷惑をかけてしまいがちなのに、皆に愛されるキャラクターが見事です。

陽気なギャングが地球を回す(2006年)


  • 監督:前田哲
  • 主演:大沢たかお、鈴木京香、松田翔太、佐藤浩市
陽気なギャングが地球を回す あらすじ

他人の嘘を簡単に見破れる男(大沢たかお)、コンマ一秒の単位まで正確に時間を刻むことが出来る女(鈴木京香)、天才スリ師(松田翔太)、類まれなる演説スキルで人を虜にする男(佐藤浩市)。彼ら4人は魅力ある強盗計画を計画するが、あっさりと別の銀行強盗に現金を盗まれる始末。彼らはその大金を奪い返すために更なる計画を練るが……。

個人的には伊坂幸太郎さん原作映画の中では、普通ぐらいのおすすめ度。
最初のド派手な演出からポップな調子で最後までテンポよく進むので、あっという間に終わってしまうノリノリの作品です。
主人公たち各々が一芸に秀でているというポイントと、今作の豪華なキャスティングが絶妙にマッチしていまいた。
ただ小説のほうで先に4人の主人公の魅力を知っていたからか、、映画では彼らそれぞれの持ち味があまり目立たず終わってしまった感じもしました。

Sweet Rain 死神の精度(2008年)


  • 監督:筧昌也
  • 主演:金城武、小西真奈美、富司純子
死神の精度 あらすじ

死神の千葉(金城武)は、もうすぐ亡くなってしまう人間のもとへあらわれ、その人が本当に死ぬべきなのか、それとも生きるべきなのかを判断するのが仕事。その日も7日後に死を迎える予定の27歳のOL(小西真奈美)の前に姿をあらわした。ミュージックをこよなく愛する千葉が彼女の生死と向き合い訪れた7日目に待ち受けたものとは……。

この世に来ると必ずと言っていいほど雨が降っている。
この世のミュージックをこよなく愛しており、仕事で来た際には必ずCDショップに立ち寄る。
人の生死に判断を下すという割とシリアスな題材ですが、死神のそうした愛らしい性格のおかげで、終始マイルドに視聴できます。
とにかく死神役の金城武さんが独特のオーラと優しさ、威厳を醸していて、それも作品の強さや穏やかさを支えているように思えました。
原作ファンの人でも抵抗ないおすすめの一作!

ゴールデンスランバー(2009年)


  • 監督:中村義洋
  • 主演:堺雅人、竹内結子、吉岡秀隆、劇団ひとり
ゴールデンスランバー あらすじ

宅配ドライバーの青柳(堺雅人)は、凱旋パレード中に暗殺された首相の殺害実行犯として警察官から突然銃を向けられる。久々に再開した大学時代の旧友からの言葉を聞いて、訳も分からず逃げ出した青柳は、徐々に身もふたもない証拠によって首相殺害犯に仕立て上げられていく。青柳は大学時代の友人たちの力を借りながらなんとか逃げ続けるが……。

これぞ伊坂幸太郎作品と呼ぶべき傑作映画!
堺雅人さん、濱田岳さんと、伊坂幸太郎の原作映画を語るうえで欠かせない重要キャスト陣が見事な個性を発揮して、原作の魅力を最大限に引き立てています。
突然降りかかった国がらみの不条理に対して、ごくごく平凡な一般市民がどういう風に向き合い、そして逃げ延びるのか、終始驚きと感動の連続でした。
始まりから鑑賞者が主人公の視点で感情移入できるので、まるで追い立てられた当事者の気分を存分に味わえます。

フィッシュストーリー(2009年)


  • 監督:中村義洋
  • 主演:伊藤淳史、高良健吾、多部未華子
フィッシュストーリー あらすじ

1975年、曲を出せど鳴かず飛ばずのロックバンド「逆鱗」のメンバー4人(伊藤淳史、渋川清彦、高良健吾、大川内利充)は、解散前最後のレコーディングで渾身の力を込めた「FISH STORY」を演奏する。その一曲は彼らの祈り通り、2012年の地球滅亡の日までの間時空を超えて人々の胸に届き、大きな奇跡を紡ぐ。

自分が追いかけてきたもの、信じてきたものが簡単に押しつぶされてしまうバンドメンバーの気持ちが胸に響きました。
信念と筋を通して生み出した表現が、ラストシーンで1つにまとまっていく様子に感動。
濱田岳さんと森山未來さんが伊坂幸太郎さんらしい穏やかなイメージに合っていて、観ているうちに目を引き付けられてしまいます。
また、この「FISH STORY」という作中歌は、実際に佐藤和義さんが担当して話題となりました。

重力ピエロ(2009年)

  • 監督:森淳一
  • 主演:加瀬亮、岡田将生、小日向文世
重力ピエロ あらすじ

遺伝子研究を行う泉水(加瀬亮)と、自身をピカソの生まれ変わりと自称する芸術肌の弟・春(岡田将生)。一見仲のいいの二人の住む町で謎の連続放火事件が発生した。放火を予期するような謎の落書きと、それと密接にかかわる遺伝子暗号。泉水と春が事件を追う中、二人の家族がもつ暗い過去と現在の事件とが複雑に絡み合っていく。

伊坂幸太郎さんの原作の中では、一番ミステリーの調子が盛り込まれている作品で、題材もシリアスなものを真摯に重たく向き合っています。
家族同士の絆や愛が大きなテーマとなっています。
自分がここまで家族に対して無条件な愛情を注げているのか、自問自答をしてしまいます。日ごろから人と向き合えているのか、誠実になれているのか振り返りたくなる作品でした。

ラッシュライフ(2009年)

  • 監督:真利子哲也、遠山智子、野原位、西野真伊
  • 主演:堺雅人、寺島しのぶ、柄本佑、板尾釧路
ラッシュライフ あらすじ

自分なりの美学をもつ孤高の泥棒・黒澤(堺雅人)、不倫中の相手との再婚を計画中のカウンセラー・京子(寺島しのぶ)、失業して途方に暮れるサラリーマン・豊田(板尾釧路)、宗教に溺れ神を信じる青年・河原崎(柄本佑)。
それぞれ重んじるものの違う4人の物語が交錯した先に待つ結末とは……。

東京芸術大学の映像研究科生らが4人の監督から一本の映画を制作するという異色の作品。
芸術性とエンタメ性の垣根がどこにあるのか、判断が難しく感じられる映画でした。
伊坂幸太郎さんの原作ではそれぞれの物語が繋がっていく様子が分かりやすかったのですが、映画ではその繋がりが見えず、いつもの爽快感が少しなかったかなと感じます。
ただ、俳優陣が豪華で、その迫真の演技力に支えられた芸大生独自の表現というものが伝わってきます。

ポテチ(2012年)

  • 監督:中村義洋
  • 主演:濱田岳、木村文乃、大森南朋
ポテチ あらすじ

宮城県仙台市にて生年月日が同じ生まれの2人は大人になり、ひとりはプロ野球の人気バッター、そしてもう片方は空き巣と異なる道を進んでいた。
ある日空き巣の常習である今村(濱田岳)は、恋人の若葉(木村文乃)と共に地元のプロ野球選手・尾崎(阿部亮平)の家に盗みに入るが、そこに一本の電話が入ってきて……。
一見交わらない人生を生きる2人が不思議な力で引きつられていく物語。

ポテチは、伊坂幸太郎さんの短編集「フィッシュストーリー」の中の1話を映画化したもので、60分の短いお話ながらすごく濃密な物語です。
濱田岳演じる今村の健気で繊細なこころに素晴らしく、観る者をほっこりさせます。
徐々に伏線回収も散りばめられていて、それが最後に心あったまる形で締められます。

オー!ファーザー(2013年)

  • 監督:藤井道人
  • 主演:岡田将生、忽那汐里、佐野史郎(悟)、河原雅彦(鷹)、宮川大輔(勲)、村上淳(葵)
オー!ファーザー あらすじ

大学教師の悟、ギャンブラーの鷹、体育教師の勲、元ホストの葵という4人の父親をもつ高校生の由紀夫は、自分のことに首を突っ込んでくる彼らを正直疎ましく思っていた。そんな中、由紀夫は何者かによって監禁される。由紀夫の監禁を知った四人の父親は、一致団結して彼の救出を試みるが…

伊坂幸太郎さん独特の、真面目なストーリーなのになぜか和やかな雰囲気を醸し出すという雰囲気がそのまま映画上で感じられました。
4人の父親役として登場した人たちも全員パンチが強いので、彼らの愛情を一心に受ける由紀夫が大変そう。しかし彼は家族としてそれをしっかりと理解しています。お馴染みのトリックと伏線も炸裂で、ほのぼのと優しい作品でした。

グラスホッパー(2015年)


  • 監督:瀧本智行
  • 主演:生田斗真、浅野忠信、山田涼介
グラスホッパー あらすじ

仕組まれた事故でこち人を失った鈴木(生田斗真)は、教職を捨てて裏社会へと潜入し、淡々と復讐の機会を狙っていた。せっかく訪れた犯人殺害の機会だったが、目前でその犯人が何者かの手で殺されてしまう。正体を探るために更に追う鈴木だったが、逆に特殊な力を持つ殺し屋に命を狙われる羽目に……。

・感想

アクションシーンも多くて迫力ある作品になっていました。
鯨や蝉といった殺し屋それぞれの能力も、映像や音の表現が加わったことで更に現実味を増して大興奮。
浅尾忠信さんと山田涼介さんがとてもはまり役で、殺し屋の威厳や風格、猟奇性がバンバンに出まくっていました。

2019年秋公開予定の伊坂幸太郎さん新映画にも期待!

youtube

伊坂幸太郎と斉藤和義さんとの出会いによって生まれた、伊坂さん曰く「最初で最後の恋愛小説」を映画化。

題名は「アイネクライネナハトムジーク」。

三浦春馬さん主演で、オール仙台ロケということで、期待が高まっています。

2019年秋にてロードショーなので、いまからわくわくしてしまっています。

伊坂幸太郎原作のおすすめ映画まとめ

今回は伊坂幸太郎さんが原作のおすすめ映画全11作品をまとめてまいりました。

伊坂幸太郎さんと言えば、シリアスさとほんわかさを両方掛け合わせたような独特の作風と、伏線回収。

とりわけ中村義洋監督の作品では、原作ファンのみならず世間を虜にした人気映画が多く排出されています。

迷ったらとりあえず中村義洋監督の作品をチョイスするのがおすすめです。

伊坂幸太郎さんワールドに浸っていきましょう!

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