鬼才・園子温監督のおすすめ映画ランキング5選!あらすじや見どころもご紹介

園子温
(C)「愛のむきだし」フィルムパートナーズ(オメガ・プロジェクト、ステューディオ スリー)

日本のみならず海外でも評価の高い鬼才・園子温監督。

通俗的な主題や共感性は取っ払い、普段から目を背けてしまいがちな視点を堂々と描き切る作風で有名です。

まちょすけ

今回は、衝撃な作品を世に送り続ける園子温監督のおすすめ映画を厳選して、ランキング形式でご紹介していきたいと思います!

園子温監督のおすすめ映画ランキングBEST5.紀子の食卓

出演キャスト:吹石一恵、つぐみ、吉高由里子、光石研、並樹史朗、ほか

紀子の食卓/あらすじ

家族との関係に嘘や違和感を見出した女子高生・紀子(吹石一恵)は、ある日「廃墟ドットコム」というサイトを発見したことで、更に家族への不信感を募らせ、家出をする。
サイトの主催者との出会いから、彼女は自らをミツコと名乗り、レンタル家族システムの一員となる。のちにそれが引き金となり、家族は崩壊へと進んでいく。

園子温監督の過去のヒット作品「自殺サークル」の続編で、海外でも高い評価を獲得しており、また吹石一恵さんを世に送り出した出世作ともいわれています。
家族というものの絆の大切さと共に、時にはその関係に欺瞞や脆さをはらんでいることを伝えています。
幸せな家族とは何なのか、自分自身の家族との関係性を信じられるのか、現代における普遍的な問題を問いかけられたような気がしました。

園子温監督のおすすめ映画ランキングBEST4.地獄でなぜ悪い

出演キャスト:國村隼、堤真一、二階堂ふみ、友近、長谷川博己、ほか

地獄でなぜ悪い/あらすじ

ヤクザの組長・武藤(國村隼)は収監中の妻(友近)の夢をかなえるため、娘のミツコ(二階堂ふみ)を主演に映画撮影を試みる。
ミツコの駆け落ち相手の公次(星野源)は、ひょんなことから映画監督との誤解から、映画撮影の指揮に抜擢される。しかし公次はこの絶体絶命の状況に耐え切れず、逃亡してしまう。
そんな中、奇跡的に映画マニアの平田(長谷川博己)に協力を仰ぐことに成功。
渾身の一作を取りたいと意気込む平田の前にミツコに恋心を寄せる池上(堤真一)が参加し、事態はヤクザの組の抗争を巻きこんだ壮大なスケールへと発展していく。

あらすじだけ聞くととても支離滅裂でしっちゃかめっちゃかな雰囲気を醸していますが、そのノリがむしろ心地よく脳髄を揺さぶる娯楽作品です。
キャラクターも、気の弱い青年、映画監督を目指す男とざっくばらんで、その上ヤクザの殺し合いまで絡んでくるので、もうジェットコースターのように物語が進みます。

園子温監督のおすすめ映画ランキングBEST3.冷たい熱帯魚(2011年)

出演キャスト:吹越満、でんでん、黒澤あすか、神楽坂恵、梶原ひかり、ほか

冷たい熱帯魚/あらすじ

熱帯魚屋を経営する社本(吹越満)と妻との関係にはひずみがあり、家庭は静かに崩壊へと向かっていた。ある日彼は優しくて人なつっこい同業者のおじさん村田(でんでん)と意気投合。そんな村田が実は陰で周囲の人々を殺して回る連続殺人犯であったと知るも、時間は戻らず、事態は狂気に満ちた様相へと姿を変える。

今作は、実際に1993年に発生した埼玉愛犬家連続殺人事件をもとに制作されました。
数ある園子温監督の作品の中でもかなりグロテスクな描写が多いので、苦手な人と好きな人の差が分かれています。
中でも、でんでんさんのサイコパス的演出は圧巻。笑顔の裏に隠れた共感性の無さを十分に演出し、猟奇的な殺人犯の恐ろしさや冷徹さを見事に描き切り、高い評価を獲得しています。

園子温監督のおすすめ映画ランキングBEST2.ヒミズ(2012年)

出演キャスト:染谷将太、二階堂ふみ、渡辺哲、吹越満、神楽坂恵、ほか

ヒミズ/あらすじ

中学三年生15生、住田祐一の願いは、普通の大人として一生平凡に暮らすこと。同じく15歳、茶沢景子の夢は、愛する人に愛される幸せな家庭を持つこと。しかしある日、2人の願いと夢を壊す事件が起こり、住田は衝動的に自身の父親を殺害。平凡な人生をあきらめて世の中に蔓延る害虫や悪党を殺す人生を選ぶが……。

漫画家・古出実さんの人気コミックを実写映画化。
染谷将太さんと二階堂ふみさんは今作で第68回ヴェネチア国際映画祭・最優秀ニンジン俳優賞をW受賞しています。
両親からの愛を受けられず、居場所も奪われた少年少女が、葛藤して自分なりにもがき続けていく様子に胸をうたれます。
東日本大震災後の舞台へと原作からの変更が成されている点、賛否両論も大きかった作品ですが、その分園子温監督が込めた熱意が見えるようです。

園子温監督のおすすめ映画ランキングBEST1.愛のむきだし(2009年)

出演キャスト:西島隆弘、満島ひかり、安藤サクラ、尾上寛之、清水優、ほか

愛のむきだし/あらすじ

クリスチャンの家庭で育ったユウ(西島隆弘)は、幼いころに母を亡くし、理想の女性「マリア」と巡り合うことを夢見ていた。
ある日、ユウはひょんなことから父(渡部篤郎)に罪の懺悔を強要される。父の指示を順守するべく、懺悔のための罪を重ねていくうちに、女性を狙う盗撮魔へと変貌。
やがて理想の女性ヨーコ(満島ひかり)と出会い、恋に落ちていくが……。

236分もの長い映画ですが、ストーリー展開や描写に無駄もなく、説明的な箇所も少ないため、複雑な主題を持ちながらも直観的に楽しめる作品。
園子温度監督が実際に出会った盗撮のプロの実話がもとになっています。
宗教や親子愛、同性愛、暴力などテーマが多岐にわたり、それらが混在してめちゃくちゃなような、それでいて整頓されているような、奇妙なバランスによって成り立っており、観る者を飽きさせません。

園子温監督のおすすめ映画ランキング園子温監督のおすすめ映画まとめ

今回は園子温監督のおすすめ映画をまとめてまいりました。

娯楽性の高い作品から社会的な問題提起まで、幅広く取り上げているので、とても多様性があります。

グロテスクな表現や性的な描写も頻繁に活用されますが、その作風を一度見たら、病みつきになってしまうこと間違いなし!

園子温監督の作品を見る際にはぜひ、今回のおすすめ作品をご参照ください!

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